EDSACの利用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 19:45 UTC 版)
1950年、ウィルクスとホイーラーはロナルド・フィッシャーの論文にあった遺伝子頻度に関する微分方程式をEDSACで解いた。これは生物学分野での世界初のコンピュータ利用である。 1951年、ミラーとホイーラーは当時としては最大の79桁の素数を発見した。 1952年、大学院生だったアレキサンダー・サンディ・ダグラス(英語版)は三目並べのグラフィカルバージョンである 『OXO』 というプログラムをEDSAC上で作成した。これが画面写真が残っている世界初のコンピュータゲームである。 以下は後継機のEDSAC 2(en:EDSAC 2)による(後継機 EDSAC 2 の稼働により、先代 EDSAC の稼働は終了した)1960年代、楕円曲線に関する数値演算に使われた。具体的には、バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想(BSD予想)を導いた計算である。
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