黒河夜高祭とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 黒河夜高祭の意味・解説 

黒河夜高祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/17 09:42 UTC 版)

画像提供依頼:祭風景の画像提供をお願いします。2016年12月

黒河夜高祭り(くろかわよたかまつり)は、富山県射水市(旧 射水郡小杉町)の黒河地区で毎年8月の23日に近い土曜日に行われる田祭り。五穀豊穣、無病息災を祈って行われる。

概要

古くより伝わる戦国時代武将岩見重太郎ヒヒ退治伝説にちなみ、今から200年前の1815年文化12年)より始まったとされ、地元では「ヨータカ」と呼ばれ親しまれている。第2次世界大戦により長らく中断されていたが、1975年昭和50年)に子供夜高行燈として再興された。なお、かつては毎年4月5日に行なわれていたが、中断中の1973年(昭和48年)に8月に変更された。中断以前は黒河地区にある西養寺と竹山地区にある加茂社の間を、夜高行燈を持った子供達が3往復していたとされている。

1990年平成2年)3月26日に、小杉町(現 射水市)の無形民俗文化財に指定されている。また2006年(平成18年)には、「とやまの文化財百選(とやまの祭り百選部門)」に選定されている。

7つの町内会の子供達自身が作成した小型の長方形の立方体に、竹の棒を通した夜高行燈を掲げ、「チョーサイタ ニワカ、ゴモンサイタ ニワカ、サンモン酒ニ ヨータ ヨータ」と囃しながら地区内を練り回る。また小型の提灯山車も随行する。なおこの囃し唄「ニワカ」は、神様に喜んでもらいたいとの思いが込められた即興的な狂言や踊りのことである。

関連項目

参考文献

  • 『とやま祭ガイド』(北日本新聞社2004年(平成16年)3月31日発行 ISBN 4-906678-87-4
  • 『とやまの文化財百選シリーズ(3) とやまの祭り』(富山県教育委員会 生涯学習・文化財室)2007年(平成19年)3月発行
  • 『射水のまつり』(射水市新湊博物館2008年(平成20年)10月10日発行
  • 『富山県の築山・曳山・行燈行事 —大型の風流作り物の現状—』(富山県の祭り・行事活性化マスタープラン策定委員会、富山県教育委員会 文化財課)2005年(平成17年)3月発行

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「黒河夜高祭」の関連用語


2
14% |||||

3
12% |||||


5
6% |||||


黒河夜高祭のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



黒河夜高祭のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの黒河夜高祭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS