せいでんきぼうし‐ぶくろ〔セイデンキバウシ‐〕【静電気防止袋】
読み方:せいでんきぼうしぶくろ
静電気防止袋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 22:51 UTC 版)
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静電気防止袋(せいでんきぼうしぶくろ)は、電子部品を静電気放電から保護する袋である。ポリエチレンテレフタラートにアルミ箔を練り込んだ金属化フィルムやBoPET等を主原料とする。用途によって構造は様々だが、例えば多層構造から成る製品では、金属蒸着加工が施された層が静電気を減衰させ、基板を帯電から守る。帯電防止袋(たいでんぼうしぶくろ)、または静電シールドバッグ(せいでんシールドバッグ)とも呼ばれる。
概要
電子機器の小型化や組み込みシステムの多様化に伴い、電子部品に限らず、各構成部品の極細化が進むと共に、静電気を帯びない包装技術が求められる。高い導電性能は、帯電を防ぎ、大気中の不純物の付着や混入から部品を守るため、組み立て作業に於ける品質保持に貢献するなど、静電気対策は、電子部品の保護だけにとどまらず、生産性向上を促す重要な役割を果たす。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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