需要予測方式
新株などを発行する際、どの条件ならどの程度の注文が入るのかを証券会社の各支店単位で集計し、その結果に基づいて募集条件を決める方式。
「需要積み上げ方式」または「ブックビルディング方式」とも言います。株式や債券などを新たに発行する場合、通常はその発行会社と幹事を務める証券会社との間で協議し、それによって発行条件などが決定されますが、より投資家側の要望も反映させるために、この方式が用いられる場合もあります。投資家、つまり需要者サイドが希望する発行条件を探るという意味で、「需要予測方式」と呼びます。国内の社債では、NTTが1991年12月に採用し、株式については、93年7月にクライスラーが保有している三菱自動車工業株を売り出す際に用いられました。需要予測方式は、発行株式や発行債券の売れ残りが少なくなるため、今後、徐々にこの方式による新株発行や起債が増えていきそうです。
「需要積み上げ方式」または「ブックビルディング方式」とも言います。株式や債券などを新たに発行する場合、通常はその発行会社と幹事を務める証券会社との間で協議し、それによって発行条件などが決定されますが、より投資家側の要望も反映させるために、この方式が用いられる場合もあります。投資家、つまり需要者サイドが希望する発行条件を探るという意味で、「需要予測方式」と呼びます。国内の社債では、NTTが1991年12月に採用し、株式については、93年7月にクライスラーが保有している三菱自動車工業株を売り出す際に用いられました。需要予測方式は、発行株式や発行債券の売れ残りが少なくなるため、今後、徐々にこの方式による新株発行や起債が増えていきそうです。
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