電解質とは? わかりやすく解説

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でんかい‐しつ【電解質】

読み方:でんかいしつ

などの溶媒に溶かしたとき、正と負イオン分かれて電気伝導性をもつ物質イオン塩類酸・塩基など。

「電解質」に似た言葉

電解質

英語 electrolyte

溶け電離し陰陽イオン生じ、その溶液電導性を示す物質を電解質という。電流を流すと電気分解現象発生する物質である。電離度大小により、多く無機酸無機塩基、塩などのような強電解質多く有機酸有機塩基などのような弱電解質とに分けられ、三酸化ナトリウム塩化ナトリウム強電解質一例である。電解研摩は電解質の電気分解現象応用したもので、電解研摩面の耐食性耐摩耗性電磁波反射率電気接触抵抗低下等の、表面特性を必要とする部品類の精密仕上げ加工使われている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

電解質 ( electrolytes )


電解質

【仮名】でんかいしつ
原文electrolyte

体液中や水中溶解するイオン電荷帯びた粒子)になる物質のこと。電解質の例としては、ナトリウムカリウム塩素カルシウムなどがある。細胞内への栄養素移動細胞外への水の移動には、電解質が主要な働き担っている

電解質(でんかいしつ)

溶解して、その全部または一部イオン解離する物質。たとえば、食塩溶かすと、ナトリウムイオン(Na)とクロールイオン(C1)に電離する

電解質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 05:08 UTC 版)

電解質(でんかいしつ、英語: electrolyte)とは溶媒中に溶解した際に、陽イオン陰イオン電離する物質のことである。これに対し、溶媒中に溶解しても電離しない物質を非電解質という。

一般に電解液電気分解が起こる以上の電圧をかければ電気伝導性を示すが、電解液でないものは電気抵抗が大きい。また、ほとんど溶媒中に溶解しないものは電解質にも非電解質にも含まれない。 溶融した電解質や固体の電解質というものも存在する。
つまり、物質を水に溶かしたとき、イオンになるものとならないものがあり、電気を通す物質はイオンになるものである。これを電解質という。

電解質溶液は十分に高い電圧(一般に数ボルト程度)をかけると電気分解することが可能である。「電解質」という名称はこのことから付けられた。電気分解を起こすことのできる理論分解電圧 V ′ はギブス自由エネルギー変化と以下の関係にある。実際には過電圧のため理論分解電圧より高い電圧を必要とする[1]

全般国立図書館

電解質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:24 UTC 版)

電池」の記事における「電解質」の解説

「電解質」はイオン導電性が高いものが求められ、電解質が電気分解されない電圧である「電位窓」も広い方が良い活物質などに対して化学的に安定であることも求められ生物毒性発火性も無いことが望まれる電池の電解質は電解液呼ばれる液体のものが多いが、固体固体電解質もある。

※この「電解質」の解説は、「電池」の解説の一部です。
「電解質」を含む「電池」の記事については、「電池」の概要を参照ください。

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電解質

出典:『Wiktionary』 (2016/04/03 05:27 UTC 版)

名詞

電解 でんかいしつ

  1. 溶解したときに電流流れる物質アルカリイオンのなるために電流流れる。

関連語


「電解質」の例文・使い方・用例・文例

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