電磁探査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 06:40 UTC 版)
広義には、電磁波を利用して対象の電気物性(比抵抗や誘電率)を探査する方法。狭義の電磁探査や地中レーダー探査を含む。 狭義には、直流に近い低周波数から数~数十MHz程度までの電磁波を利用して、電場(電位)や磁場を測定し、これを解析することにより対象の電気物性(一般に比抵抗)を解析する探査法。使用する電磁波の周波数がおよそ100MHzを超えると比抵抗ではなく誘電率を対象としたレーダ探査とみなされる。 代表的に用いられる狭義の電磁探査の手法として、地磁気地電流法(MT法)や人工電流源電磁探査法(CSEM法)、時間領域電磁探査法(TEM/TDEM法)などが挙げられる。
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