陀羅尼とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 宗教 > 経典 > 陀羅尼 > 陀羅尼の意味・解説 

だらに【×陀羅尼】

読み方:だらに

《(梵)dhāraṇīの音写総持・能持と訳す》梵文(ぼんぶん)を翻訳しないままで唱えるもので、不思議な力をもつものと信じられる比較長文呪文陀羅尼呪。呪。→真言(しんごん)


だらり【×陀羅尼】

読み方:だらり

《「だらに」の音変化陀羅尼鐘(だらにがね)のこと。特に、京都建仁寺鐘楼百八陀羅尼鐘をいう。

「どんどんぐりのづしを出づれば建仁寺、—が鳴るぞ、だらつくまいぞ」〈浄・女腹切〉


陀羅尼

読み方:ダラニ(darani)

教え精髄凝縮させて含んでいるとされる言葉


陀羅尼

読み方:ダラニ(darani)

梵文長句翻訳なしで、そのまま読誦するもの。


陀羅尼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/17 14:57 UTC 版)

陀羅尼だらに、あるいはダーラニーサンスクリット語: धारणीdhāraṇī)とは、仏教において用いられる呪文の一種で、比較的長いものをいう。通常は意訳せず(不翻)サンスクリット語原文を音読して唱える。


  1. ^ 「即ち」、「この尊の肝心の句を示せば以下の通り」の意味。一般には「哆地夜他」と漢字音写され、日本では「タニャター」、「トニヤト」、「トジト」等と読む
  2. ^ 「薩婆訶」と漢字音写され、日本では「ソワカ」、「ソモコ」と読む


「陀羅尼」の続きの解説一覧

陀羅尼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)

真言」の記事における「陀羅尼」の解説

梵語の「dhāraṇī(ダーラニー)」を音訳したもので、「総持」、「能持」等と意訳される。「dhāraṇī」は、「保つ」・「保持する」を意味するdhāraṇāダーラナー)」を起源とする語で、本来は「精神統一しその状態を持続すること」を指していたが、後に精神統一諸尊憶念教義記憶するための教え(持句)を指すようになった。陀羅尼経典である『仏説無量門微密持経』(支謙訳)では、「陀羅尼」とは仏の功徳徳性列挙した持句で、これを思念することによって正覚にいたることを目的とするものとある。精神統一仏随念のための手段である「陀羅尼」が次第呪文化され、その神秘的な響きから唱えることによって現世利益得られる信仰される至り、後に密教成立すると「陀羅尼」は「真言」を包摂する形で説かれるようになり、やがて同一視されるうなった。陀羅尼の本文が、核心となる語を羅列した意味稀薄な文言であるのは、具体的な味のある言葉だと日常的な連想雑念呼び起こすためとも理解力の劣る仏教初心者サンスクリット語使用しないインド・アーリヤ語系の者に仏教教義核心伝えためとも言われる詳細は「陀羅尼」を参照

※この「陀羅尼」の解説は、「真言」の解説の一部です。
「陀羅尼」を含む「真言」の記事については、「真言」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「陀羅尼」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「陀羅尼」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



陀羅尼と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「陀羅尼」の関連用語




4
大悲呪 デジタル大辞泉
94% |||||


6
神呪 デジタル大辞泉
90% |||||

7
秘密呪 デジタル大辞泉
90% |||||

8
誦呪 デジタル大辞泉
90% |||||

9
陀羅尼呪 デジタル大辞泉
90% |||||


陀羅尼のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



陀羅尼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの陀羅尼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの真言 (改訂履歴)、百万塔陀羅尼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS