金時にんじん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 07:06 UTC 版)
金時にんじん(きんときにんじん)は、東洋系ニンジンの品種。鮮やかな赤い色と、長さ30センチメートルにもなる細長い姿が特徴。大阪市浪速区付近で産するものは木津にんじん[1]、京都府で産するものは京にんじんともよばれる[2]。香川県産が最も多く市場に出回っており、京都府の丹後地方でもさかんに栽培されている[1]。大阪府では「なにわの伝統野菜」、京都府では「ブランド京野菜」に指定している[3]。関西のお節料理には欠かせない[4]。
- ^ a b c 主婦の友社編『野菜まるごと大図鑑』主婦の友社、2011年2月20日、247頁。ISBN 978-4-07-273608-1。
- ^ a b c d e f “消費者相談 「金時にんじん」について教えて下さい。”. 農林水産省. 2015年11月3日閲覧。
- ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 95.
- ^ a b c d 金子美登『有機・無農薬でできる野菜づくり大事典』成美堂出版、2012年4月1日、212頁。ISBN 978-4-415-30998-9。
- ^ a b c d 公益社団法人京のふるさと産品協会 2012, p. 52
- ^ “野菜図鑑「にんじん」”. 農畜産業振興機構. 2015年11月3日閲覧。
- ^ a b c 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編『有機・無農薬 家庭菜園 ご当地ふるさと野菜の育て方』成美堂出版、2011年4月1日、112頁。ISBN 978-4-415-30991-0。
- ^ a b c d e f “金時ニンジンについて”. JA香川県. 2015年11月3日閲覧。
- ^ a b 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 121.
- ^ “正直やまぐち 垢田の金時人参”. JA全農やまぐち. 2015年11月3日閲覧。
- ^ “京野菜の新品目 早取りの金時にんじん「京かんざし」01”. JA京都. 2015年11月3日閲覧。
- ^ “京野菜の新品目 早取りの金時にんじん「京かんざし」02”. JA京都. 2015年11月3日閲覧。
- 1 金時にんじんとは
- 2 金時にんじんの概要
- 3 参考文献
- 金時にんじんのページへのリンク