運行計画の発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 05:28 UTC 版)
北京 - 上海の所要時間は、2007年に高速化された在来線で最短10時間であったが、京滬高速鉄道開業によって約5時間に短縮された。 開業済みの高速鉄道路線での実績の積み上げや、ビジネス需要を航空から奪うといった背景から、最高速度は380km/hになるともいわれていたが、最高速度300km/hと250km/hの列車が運行される予定だと発表された。また、ビジネス需要の対航空競争のため、従来のCRH型車両の一等車を超える豪華さの高級車両を設ける予定であったが、撤去して一般の座席に取り替えられるように鉄道部が要求したと発表された。(結局この高級車両は撤去されなかった。#使用車両参照) これらの変更は、開業済みの高速鉄道路線において安全性への懸念や、運賃の高さへの批判が高まっていることが理由だといわれている。スピードや建設の早さ、高級さを重視し、先進国並みの整備を急いだが、収賄容疑で解任された、劉志軍前鉄道部長の路線を転換し、安全性、信頼性、エネルギー効率と経済性に優れ、より多くの一般国民が手頃に利用できることを目指す、中国政府の高速鉄道の方針の転換があるといわれる。 北京 - 上海のノンストップ便 省都に停車する、省都間の直行便 乗換駅ごとに停車する便 の3種類が運行される予定だと報道された。
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