ぎゃく‐びき【逆引き】
逆引き
別名:逆引き参照
【英】reverse lookup, reverse DNS lookup
逆引きとは、主にDNS(ドメインネームシステム)において、IPアドレスからホスト名(ドメイン名)を解決(名前解決)することである。
逆引きに対して、ホスト名からIPアドレスを解決することを正引きという。
正引きは、インターネットの利用時には常に行われているが、逆引きは一般的なインターネットの利用において行われることは稀といえる。
逆引き
逆引き (DNS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 09:10 UTC 版)
逆引き(reverse lookup,reverse DNS lookup)とは、DNSを使って、IPアドレスからドメイン名に変換する行為や、結果を言う。これに対してドメイン名からIPアドレスを引くことを正引きという。 IPv4の場合、in-addr.arpa ドメインを使って逆引きが行なわれる。IPアドレスは8ビット毎にドットで区切られるが、これを逆に並べて .in-addr.arpa を付けたアドレスを用いる。例えば 130.94.122.197 については 197.122.94.130.in-addr.arpa となる。そして正引きと同じように DNS に問い合わせる(しかし正引きが A レコードを用いるのと異なり PTR レコードを用いる)。つまり、ドメイン名→IPアドレスという正引きの変換データを用いて逆引きしているのではない。そして、IPアドレスに対応する *.*.*.*.in-addr.arpa→ドメイン名という逆引き用の変換データを DNS に設定する必要がある。 逆引きを設定していないIPアドレスも存在する。 逆引きで返ってくる結果は所詮は自称にすぎないので、信頼性をそれなりにでも確保するためには、得られた結果をもう一度正引きして、元のIPアドレスと合致するか確かめる必要があるだろう。つまりドメイン名を正引きして得たIPアドレスに対して、逆引きして得たドメイン名は一致しないこともある。 ISP等によっては、クライアントホストのIPアドレスの逆引きに、アクセスポイント名が含まれるドメイン名を設定しているところもある。
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