ろぼうのいし〔ロバウのいし〕【路傍の石】
路傍の石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 01:28 UTC 版)
『路傍の石』(ろぼうのいし)は、山本有三の代表的な小説である。1937年に『朝日新聞』にて連載、のちそれを改稿したものが翌1938年に『主婦之友』にて『新篇路傍の石』として連載された。しかし、当時の時代背景の影響(検閲など)もあり、1940年に山本は断筆を決意、最終的には未完に終わった。
- ^ ただし、おきぬと違い、秋太郎の方は、吾一が奉公のため伊勢屋に姿を見せた際には「あ、吾一っちゃんだ」と嬉しそうに言っており、番頭にもう友達ではなくただの奉公人なのだからと「五助」と呼ぶ事を強要されて渋々言う通りにするという経緯があり、その後も「五助」と呼ぶ際には気兼ねしている節があった。また、後に吾一が自分の勉強の相手をする事になった際、女中が自分のために持ってくるお菓子を吾一にも分けてくれたりもした。
- ^ 1938年版の映画も同様と思われるが、本項では新潮文庫版の「付録」で明確に確認できる人物のみとした
- ^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 1頁。
- ^ “路傍の石(1963年版)”. テレビドラマデータベース. 2021年7月27日閲覧。
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