語順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/20 14:50 UTC 版)
語順(ごじゅん、英: word order[1][2])とは、文や句のなかで句や語が並ぶ順番[2]。統語論では線形順序(英: linear order)ともいう。語順は、ただ一つに決まっていることもあれば、複数の語順が可能なこともある。
- ^ a b c 用語集
- ^ a b 大辞典 (p. 567)
- ^ Heath, Jeffrey. A Functional Grammar of Nunggubuyu. Humanities Press / Australian Institute of Aboriginal Studies. 1984: 507-513
- ^ ドイツ語およびオランダ語は、基底にただ一つの語順を仮定する生成文法の分析では SOV型に分類される。V2語順も参照。
- ^ ここでは、主語・目的語は厳密な文法用語ではなく、他動詞の二つの項のうち行為者を表すもの(=主語)と行為の対象を表すもの(=目的語)という意味で用いられている (Dryer 2011a)。
- ^ a b Dryer 2011a
- ^ Dryer (2011a) による言語地図
- ^ Derbyshire, Desmond C. Hixkaryana. North-Holland. 1979: 87
- ^ Weir, E. M. Helen. “Nadëb”. Kahrel, Peter and van den Berg, René (eds.) Typological Studies in Negation. John Benjamins. 1994: 309
- ^ Song 2011
- ^ Dryer 2005a
- ^ Gengo ruikei ron nyūmon : Gengo no fuhensei to tayōsei. Whaley, Lindsay J., Ōhori, Toshio, 1960-, Koga, Hiroaki., Yamaizumi, Minoru., 大堀, 俊夫, 1960-, 古賀, 裕章. Tōkyō: Iwanami Shoten. (2006). ISBN 4000227602. OCLC 676495476
「語順」の例文・使い方・用例・文例
- それはどちらの語順が正しいですか?
- 品詞を理解することは、正しい語順感覚を身につけるうえで非常に大切なことです。
- 各単語が典型的に確かな概念と品詞を表現し語順や不変化詞により構文関係がほとんど排他的に決定される言語に関する、または、各単語が典型的に確かな概念と品詞を表現し語順や不変化詞により構文関係がほとんど排他的に決定される言語である
- 正常な語順
- テキストの語順
- 対になった表現において、後ろの部分を前の部分の語順と逆にすること
- 通常の語順を逆にすること(「チーズなんだ、私の好きなのは」などのように)
- 漢文を訓読するとき,語順を逆に上に戻って読む字
- 漢文を日本語の語順にして読むこと
- 漢文を日本語の語順に書き直した文
語順と同じ種類の言葉
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