蕃神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 10:07 UTC 版)
蕃神(ばんしん、あだしくにのかみ、となりのくにのかみ)とはその国、その土地の外部(外国、異国)からやってきた神。単に外国の神という意味ではなく、外来の神、つまり、外から入り込んできた後に定着し、その国、その土地で既に信仰の対象とされるようになってきている神を指していう。蕃神が信仰されるようになる経緯としては、意識的に布教される、あるいは、その国の人々が蕃神の存在を知り、自発的に信仰を始める、などが考えられる。
- ^ 舎人親王: “日本書紀 30巻. [10]” (日本語). 国立国会図書館オンライン. 2021年11月1日閲覧。 “欽明天皇・十三年・冬十月「今改(イマアラタメテ)拜蕃神(トナリノクニノカミヲイハイタマハムコト)。恐致國神之怒。」”
- ^ a b c d e 角岡賢一「仏教語彙受容史研究序説」(『龍谷紀要』第28巻第1号、2006年9月29日発行、龍谷大学、龍谷紀要編集会)
- ^ a b c d 上田正昭「神仏習合史の再検討」(『京都府埋蔵文化財論集』第6集、2010年発行、京都府埋蔵文化財調査研究センター)
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- ^ 奈良康明 『日本の仏教を知る事典』(新版)東京書籍 (原著2005-8-15)。ISBN 9784487800377。
蕃神(ばんしん)
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「ドリームランドの生物 (クトゥルフ神話)」の記事における「蕃神(ばんしん)」の解説
外宇宙から来た、盲目白痴の異形の神々。人間が大いなるものに干渉しようとすると、蕃神が罰をくだす。
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