もうこ‐はん【×蒙古斑】
蒙古斑 (もうこはん)
蒙古斑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/01 04:42 UTC 版)
蒙古斑(もうこはん、英: Mongolian Spot、Mongolian Blue Spot)は、先天的に発生する幼児の、主に仙椎の部分の皮膚にでる薄青い灰色の母斑のこと。発疹の様に見える。通常は3 - 5歳で消失する[1]。通常、所々に現れるか、一つの大きなものが、腰椎、仙椎、臀部、脇腹、肩に現れる。頻度は低いが臀部以外の手足や顔などの部位にも現れ、これは異所性蒙古斑と呼ばれる[2]。
- ^ a b 異所性蒙古斑 日本形成外科学会
- ^ a b c 永田育子, 杉本庸, 橋川和信 ほか、「【原著】異所性蒙古斑のレーザー治療後色素脱失に関する統計学的検討」 『日本レーザー医学会誌』 2008年 29巻 1号 p.26-29, doi:10.2530/jslsm.29.26, 日本レーザー医学会
- ^ 菖蒲沢昇、「本邦人蒙古斑に就て」 『日本医科大学雑誌』 1959年 26巻 7号 p.663-679, doi:10.1272/jnms1923.26.7_663, 日本医科大学医学会
- ^ Morooka K, 1931,Kikuchi I, 1981,Leung AKC 1988:Chinese who imigrated to Canada
- ^ 赤ちゃんの蒙古斑 海外では虐待と勘違いされることも ヨミドクター(読売新聞) 2019年6月18日
- ^ 日本語大辞典、けつ(尻・穴)の項、p.603、1989年11月6日第1刷、講談社
- ^ 江藤ひとみ, 小林よう, 中山玲玲 ほか、「【原著】異所性蒙古斑のレーザー治療回数に影響する因子の検討」 『日本レーザー医学会誌』 2016年 37巻 1号 p.30-35, doi:10.2530/jslsm.jslsm-37_0003, 日本レーザー医学会
- ^ 日本形成外科学会 2015, pp. 118–119.
蒙古斑
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「エルヴィン・フォン・ベルツ」の記事における「蒙古斑」の解説
ベルツの医学的貢献でよく知られているのは1885年(明治18年)の蒙古斑の命名である。
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