萬昌院功運寺
萬昌院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 01:49 UTC 版)
萬昌院は山号を久寶山(くほうざん)といい、天正2年(1574年)の創建と伝えられる。開基は今川長得(一月長得)、開山は仏照円鑑禅師(喚英長応)。 長得は戦国大名今川義元の三男であり、長得の兄今川氏真もはじめは萬昌院に葬られた。また、今川家と先祖を同じくする一族であり、江戸時代初期には極めて近い姻戚関係にあった吉良家の菩提寺にもなっている。 もともとは江戸城半蔵門近くにあったが、その後市谷田町、筑土八幡町(いずれも現在の新宿区)と幾度かの移転を繰り返した。1914年に現在地に移転してきたが、1917年に火災により本堂・書院などが焼失してしまった。
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