華水供
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 14:34 UTC 版)
浴油供に対する供養法。初夜(午後6時~10時)の供養法。天部の諸尊は、午後には食を摂らないので、飲食物を供えずに、寅の刻(午前2時~4時)に汲んだ水を意味する、井華水(せいかすい)、(華水{けすい}とも言う。)を閼伽香水(あかこうずい)として供える。もしくは、その水に花を浮かべて供え、供養する。なお、古来、寅の刻に汲んだ水は水量が盛んで、水に虫が湧(わ)いていないといわれ、極めて清浄な水であるため、諸仏諸尊に供する水として最適であるとされている。
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