ちょうない‐さいきん〔チヤウナイ‐〕【腸内細菌】
腸内細菌
腸内細菌(科) [Enterobacteria,Enterobacteriaceae]
ただし、腸内細菌科の細菌と腸内細菌という語は誤解されやすい。腸内には上記のような腸内細菌科の細菌のほかに分類的には全く異なった細菌も生息しているので、腸内に生息している細菌の全て(腸内菌)が腸内細菌科ではないことに注意する必要がある。
腸内細菌
腸内細菌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:37 UTC 版)
環境要因のひとつとして腸内細菌叢が肥満を惹き起こしているとする研究がある。 肥満の有無に、「アッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)という腸内細菌が関わっている」との指摘がある。この細菌が少ない人ほどBMI数値が高いという。痩せている人ではこの細菌が腸内細菌の4%を占め、太った人ではほとんどゼロである。この細菌は腸壁を覆う粘液層の表面に潜んでいる。この細菌が少ないと粘液層が薄くなり、リポ多糖が血中に入りやすいとされる。なお、リポ多糖は脂肪細胞の炎症を引き起こし、新しい脂肪細胞の形成を妨げ、既存の細胞に過剰な量の脂肪の蓄積を惹き起こすという。
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