胆道
胆道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 04:12 UTC 版)
胆道とは、肝臓から分泌された胆汁の通り道で、「肝外胆管」「胆嚢」「十二指腸乳頭部」のことである。胆管(肝外胆管)は肝臓から十二指腸まで胆汁が通る管のことである。胆管の長さは約10-15cmで太さは0.5-1cmである。胆嚢は、胆汁を一時的に貯めて濃縮する袋状の臓器で、西洋梨状の形をしている。大きさは長さ7-10cm、幅3-10cm位。食事をすると胆嚢は収縮して貯めていた胆汁を胆管から十二指腸に出し、消化吸収の助けを行う。十二指腸乳頭部は、胆管が十二指腸に開口する部分で、膵管と合流している。乳頭部を取り囲むように括約筋が存在し、胆汁の流れを調節している。
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