せいたい‐はいりょう〔‐ハイリヤウ〕【聖体拝領】
聖体拝領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 01:45 UTC 版)
「アタナシウス・シュナイダー」の記事における「聖体拝領」の解説
シュナイダーは、キリストの体と血への愛のしるしとして、ひざまずきながら舌の上で聖体を受けるという典礼の伝統を熱烈に支持している。 これは、2008年にイタリア語で出版された著書『ドミヌス・エスト』(Dominus Est)の主題であり、その後、英語、ドイツ語、エストニア語、リトアニア語、ポーランド語、ハンガリー語、中国語、日本語に翻訳されている。この本には現在コロンボ大司教マルコム・ランジス枢機卿が書いた序文が含まれている。 シュナイダーはこの本の中で、「この方法で聖餐を受けることは5世紀までに教会の標準的な習慣となり、教皇グレゴリオ1世はこの伝統に従うことを拒否した司祭を強く非難した」と書いている。2009年には、「聖体の神秘の偉大さの認識は、主のからだを分配して受け取る方法によって、特別な方法で示されます」書いている。 シュナイダーは、教会の外での離婚と再婚は姦淫という大罪を構成するため、聖体拝領する資格がないという教会の伝統的な教えを強力に支持してきた。 2014年のインタビューで、この慣習を変えるよう求める声は「反キリスト教的なメディア」から来ており、これが「誤った慈悲の概念」であることを示唆し、「医者が殺すことになると知っていながら、糖尿病患者に砂糖を与えるようなものだ」と述べた 。 2016年、教皇フランシスコは使徒的勧告『愛のよろこび』(Amoris laetitia)を発表し、これは離婚した人や再婚した人に聖体拝領を認めると思われたが、一部の司教によって実践され、激しい論争を巻き起こした。シュナイダーはこれを強く批判し、「たとえ一人の教皇や教区の司教によって推進されていたとしても、悔い改めていない姦淫者を聖体拝領を認めるという不調和な声や慣習よりも、この永続的な教えの方が強力であり、より確実である」と主張した。 2018年4月7日、シュナイダーは保守派のレイモンド・レオ・バーク枢機卿、ヴァルター・ブラントミュラー枢機卿とともに、離婚して再婚したカトリック教徒との聖体拝領を認めるためにドイツの司教たちが提案したアウトラインを拒否する会議に参加した。シュナイダーは、教皇は権威の「管理者」でなければならないという義務について語った。
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