翼竜の代謝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 04:20 UTC 版)
翼竜は飛翔動物のため、恐竜より早くにその代謝の恒温性が疑われており、それに伴い体毛を持っていたという考えも古くからあった。翼竜が爬虫類であることが定着する以前には、体毛をまとった復元図が描かれたこともある。(ただしそれは、この飛翔動物が哺乳類であるとの考えによるものであり、現在の視点から見ると必ずしも先見の明があったとは言えない) その後、翼竜が奇妙な哺乳類などではなく独自の分類群であることが判明した後も、やはりその代謝の観点から、あらためて翼竜類を哺乳綱・鳥綱に続く新しい恒温動物の綱であるとした H.G.シーリー (Harry Govier Seeley) などが、その体毛の存在を主張した。
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