紀元前2世紀
紀元前2世紀
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「共和政ローマ監察官一覧」の記事における「紀元前2世紀」の解説
紀元前199年 XLVI - カプア・プテオリ間の関税やスクイッラーチェ付近のカストラ・ハンニバルに300人の植民を送り港湾使用料を徴収。カプアの土地を売却プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス (大スキピオ) プブリウス・アエリウス・パエトゥス (紀元前201年の執政官) 紀元前194年 XLVII - スキピオ・アフリカヌスを第一人者に。3名を元老院から除名、少数の騎士を降格。キルクス (競技場)に元老院用座席を設置。アトリウム・リベルタティスや公共集会場の修復拡張。成年人口243,704人セクストゥス・アエリウス・パエトゥス・カトゥス ガイウス・コルネリウス・ケテグス 紀元前189年 XLVIII - 4名を元老院から除外。スキピオ・アフリカヌスを三度目の第一人者に。インフラ整備とカンパニア人もローマで統計し成年人口258,318人ティトゥス・クィンクティウス・フラミニヌス マルクス・クラウディウス・マルケッルス (紀元前196年の執政官) 紀元前184年 XLIX - 紀元前192年の執政官クィンクティウス・フラミニヌスを含む7名を元老院から除外ルキウス・ウァレリウス・フラックス (紀元前195年の執政官) マルクス・ポルキウス・カト (大カト) 紀元前179年 L - レピドゥスは自らを第一人者にし、土地を所有していたテッラキナに公費で防波堤建設。バシリカ・アエミリア他多くのインフラ整備を手がけ、私物化されていた国有地から賃貸料を徴収し公共施設も開放、市民の地位や所得に応じて所属トリブスを再設定マルクス・アエミリウス・レピドゥス (紀元前187年の執政官) マルクス・フルウィウス・ノビリオル (紀元前189年の執政官) 紀元前174年 LI - プラエトル経験者のスキピオ家の二人やフラックスの兄弟を含む9名を元老院から除名、数名の騎士降格。レピドゥスを第一人者に (2回目)。キルクスにプラエトルとアエディリス専用席を設置し、ラップ数を分かりやすくし動物を闘技場に導入した。多数のインフラ整備をし、特にフラックスは私費で神殿建設などを行ったが、元ある神殿から建材を剥ぎ取ったため元老院に召喚されたクィントゥス・フルウィウス・フラックス (紀元前179年の執政官) アウルス・ポストゥミウス・アルビヌス・ルスクス 紀元前169年 LII - レピドゥスを第一人者に (3回目)。7名を元老院から除名。マケドニア戦線からの離脱者を原隊へ復帰させた他厳しい取締りに反感が募り、プルケルは護民官に告発され無産階級へ落とされる所をグラックスの弁護により無罪となった。多くのエクィテスが降格され、バシリカ・センプロニア建設ガイウス・クラウディウス・プルケル (紀元前177年の執政官) ティベリウス・センプロニウス・グラックス (大グラックス) 紀元前164年 LIII - 3名を元老院から除名。マルキウスはコンコルディア像をフォルムに立て、正確な日時計を設置。成年人口337,022人。レピドゥスを第一人者に (4回目)ルキウス・アエミリウス・パウルス・マケドニクス クィントゥス・マルキウス・ピリップス (紀元前186年の執政官) 紀元前159年 LIV - フォルムから法的根拠の薄い政務官の像を撤去。スキピオ・ナシカは昼夜を等分した水時計を設置。成年人口328,316人。レピドゥスを第一人者に (5回目)プブリウス・コルネリウス・スキピオ・ナシカ・コルクルム マルクス・ポピッリウス・ラエナス 紀元前154年 LV - 劇場を建設するもスキピオ・ナシカによって無用な上に公衆道徳に反するとして取り壊される。成年人口324,000人。レピドゥスを第一人者に (6回目)。カッシウスはコンコルディア像を元老院へ移し聖別しようとするが、最高神祇官に民衆によって指名されなければ法的根拠がないとされるマルクス・ウァレリウス・メッサッラ (紀元前161年の執政官) ガイウス・カッシウス・ロンギヌス (紀元前171年の執政官) 紀元前147年 LVI - スキピオ・ナシカ・コルクルムを第一人者にルキウス・コルネリウス・レントゥルス・ルプス ルキウス・マルキウス・ケンソリヌス (紀元前149年の執政官) 紀元前142年 LVII - 小スキピオはアエミリウス橋を完成させ、厳しい取締りを行いティベリウス・クラウディウス・アセッルスを無産階級に降格させた。ムンミウスは取締りを仲裁しアカエアでの戦利品でカピトリヌスを飾った。成年人口328,442人プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス・アエミリアヌス (小スキピオ) ルキウス・ムンミウス・アカイクス 紀元前136年 LVIII - プルケルは厳しく、ノビリオルは寛大に取締り、プルケルが第一人者に。成年人口317,933人アッピウス・クラウディウス・プルケル (紀元前143年の執政官) クィントゥス・フルウィウス・ノビリオル 紀元前131年 LIX - 両ケンソルがプレブスは初。プルケルを第一人者に (2回目)、死去後はルキウス・コルネリウス・レントゥルス・ルプスを指名。メテッルスは人口増のため全市民に婚姻を強制する演説を行い、護民官ガイウス・アティニウス・ラベオ・マケリオを元老院から除名。成年人口318,823人クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・マケドニクス クィントゥス・ポンペイウス 紀元前125年 LX - テプラ水道建設、カエピオの宿敵でアウグルのマルクス・アエミリウス・レピドゥス・ポルキナを6000セステルティウスで家を借りたとして処罰。コルネリウス・レントゥルスを第一人者に。成年人口394,736人グナエウス・セルウィリウス・カエピオ (紀元前141年の執政官) ルキウス・カッシウス・ロンギヌス・ラウィッラ 紀元前120年 LXI - コルネリウス・レントゥルスを第一人者にクィントゥス・カエキリウス・メテッルス・バリアリクス ルキウス・カルプルニウス・ピソ・フルギ (歴史家) 紀元前115年 LXII - ガイウス・リキニウス・ゲタを含む32名を元老院から除名、マルクス・アエミリウス・スカウルスを第一人者に。成年人口394,336人ルキウス・カエキリウス・メテッルス・ディアデマトゥスまたはルキウス・カエキリウス・メテッルス・ダルマティクス グナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス (紀元前122年の執政官) 紀元前109年 - ドルススは任期中死去したがスカウルスは辞任拒否、アエミリア・スカウリ街道(英語版)建設やミルヴィオ橋の修復、ガリア・キサルピナの排水事業を手がけるマルクス・アエミリウス・スカウルス マルクス・リウィウス・ドルスス 紀元前108年 LXIII - エブルヌスは自らの息子を不貞行為で処刑。アエミリウス・スカウルスを第一人者に再指名クィントゥス・ファビウス・マクシムス・エブルヌス ガイウス・リキニウス・ゲタ 紀元前102年 LXIV - ルキウス・アップレイウス・サトゥルニヌスとガイウス・セルウィリウス・グラウキア(英語版)を元老院から除名しようとする。クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・ヌミディクス ガイウス・カエキリウス・メテッルス・カプラリウス
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