がぞう‐しんだん〔グワザウ‐〕【画像診断】
画像診断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 09:21 UTC 版)
画像診断(がぞうしんだん)とは、電離放射線(X線など)、超音波、核磁気共鳴などを用いて、主として疾患による形態上の変化を画像化し、診断することである。 放射線診断ともいう。詳しくは、 放射線診断学を参照。
定義
広義の場合、放射線診断のみでなく、内視鏡検査や眼底カメラなど器官を可視光線の元で撮影を行い、その画像を診断する方法も画像診断の範囲に含めることもある。
一方、診療報酬点数表上での、「画像診断」の項目の範囲は、エックス線診断(X線撮影、血管造影など)と、核医学診断(シンチグラフィ、PETなど)、 コンピュータ断層撮影診断(CT、MRIなど)の3診断方法のみである。超音波検査や内視鏡検査などは「検査」の項目になり、「画像診断」の項目には含まれない。
関連項目
外部リンク
画像診断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 03:28 UTC 版)
骨の成熟は身体全体の成熟のよい指標であり、骨年齢(英語版)を評価する為の左手と手首のX線検査は、通常、その子が思春期が起こるべき身体成熟段階に達しているかどう明らかにする。実年齢の如何を問わずX線検査で骨年齢が女子で11歳未満、男子で13歳未満であれば、殆どの場合体質的な思春期遅延と判断する。思春期遅延に加えて神経症状が認められる場合は、脳のMRIを検討すべきである。この2つの所見は、下垂体または視床下部腫瘍を疑わせる。MRIはまた、嗅覚路の欠如または発達異常によりカルマン症候群の診断を確定する事ができる。しかし、明確な神経症状がない場合、MRIは最も費用対効果の高い選択肢とはならないとも思われる。骨盤超音波検査は、停留精巣やミュラー管奇形等の解剖学的異常を検出する事ができる。
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