甲斐谷陸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:16 UTC 版)
「西部ワイルドガンマンズ」の記事における「甲斐谷陸」の解説
かいたにりく、声 - 増田裕生(幼少期:知桐京子) ランニングバック (RB) 兼セイフティ (S) 。1年。背番号29。身長159cm、体重51kg[要出典]。4月20日生まれ。血液型A型。40ヤード走4秒5。ベンチプレス60kg。 小柄らしい俊足とグースステップと言うラグビー走法をベースにしチェンジ・オブ・ペースの最上級技「ロデオ・ドライブ」を使う西部のルーキー。セナが小学生の時、2週間だけ同級生として過ごした。セナに対しては兄貴分で、銀髪の少年。当時からパシリをさせられていたセナに見返してやるように走り方のコツを教え、その甲斐あってセナは素早いパシリになった。 警戒や観察を怠らない性格、敵に情報を漏らすなど自分達にとって不利となるような行動は基本的にしない一方で、プライドや実力にこだわらずに走法の秘密を教えて欲しいと願い出てきた進に対し、その完成された実力を見たいと言う理由で「ロデオ・ドライブ」の秘密を伝えるなど、その心の根底には強い相手との戦いを求める意志があるが、一方でセナとの覚悟の差をカクテルで比喩にするなどキザな面もある。 非常に研究熱心だが、そのため徹夜して寝坊で遅刻することもしばしば。動揺するチームに対して「大丈夫です」と諭したりするなど、年齢に対してかなり精神面で成熟している(アニメでは精神的に幼い部分も持っていたが、後に原作と同じ性格に戻る。これにより、初登場時は進のことを見下していたのに、いつのまにかバケモノと認めていたと言う矛盾を作ってしまった)。 東京大会ベストイレブンの攻撃・ランニングバック部門で選出される。春の王城戦には恐らく出ていない。関東大会では、準決勝まで勝ち進むが、白秋戦でキッド、鉄馬が負傷退場していく中、戦意喪失しかけるチームを叱咤しつつ戦い続け峨王に立ち向かい、重症を負うが最後まで「最強西部」の誇りを貫き試合終了寸前で力尽きた。 クリスマスボウル終了後、セナとモン太の推薦でセイフティとして全日本選抜代表に選出される。まもりは「陸っくん」と呼んでいて、鈴音は「リクリク」と呼び、高校卒業後は炎馬(えんま)大学に進学してアメフトを続けている(なお、雲水から「君の学力なら最京なんて屁の河童じゃなかったのか?」と言われた際、「最京倒してみたい野心にうそついてたら情けないから、炎馬にしたんです」と返答している)。妹がおり、家にオウムを飼っている。
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