おう‐か〔ワウ‐〕【王家】
おう‐け〔ワウ‐〕【王家】
王族
王族(おうぞく)は、国の君主の一族(家族・親族)のこと。狭義では王を親や先祖に持つ者とその配偶者の中で、現在の王や法律により王族と承認されている者である。広義では、一般的に王の親族関係にあると認識される者を全て含む。国王と合わせて総称した場合、王室(王家)という。
皇帝の一族、すなわち日本の天皇および諸外国の歴史的皇帝の一族については「皇族」と呼ばれる。
概略
王族には王の子供(王子、王女)、子孫、その配偶者が含まれる。法や慣習により、王から何親等までを王族とすると規定があったり、日本の宮家のような親王家を作って、その当主が世襲で王族の地位を保つ場合などがある。また、配偶者一般や女性王族の配偶者を王族と認めない場合、女性王族が結婚すると王族を離れる場合などがある。
呼称
英語では(他のヨーロッパ語の多くも同様)、王族は男はプリンス(prince)、女はプリンセス(princess)と呼称される場合が多い。また国王、スルターン、首長など、国によって異なる。爵位で呼ばれることも多い。日本語では王妃、王太子、王子、王女、王弟などと称する。
王位継承権
王族の多くは王位継承権を有するが、通常、配偶者としての王族は継承権を持たない。またサリカ法や日本の皇室典範のように女性の継承権を認めない場合、女性王族は王位継承権を有さない。王位継承権を王族に限る場合もあるが、狭義の王族でなくとも王の子孫であれば継承権を有する場合も多い。
王族の特権
王族の特権として、爵位や儀礼称号を与えられたり、生活・教育・就職、栄典の付与等の優遇が制度化されている場合も少なくない。
関連項目
王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)
「彩雲国物語の登場人物」の記事における「王家」の解説
紫 劉輝 詳細は紫 劉輝の項目を参照。 第一公子(だいいちこうし) 本名不詳。太子とも。戩華の長男で、清苑と劉輝の兄。元は優しい気性で、物静かで人の話をよく聞く為政者になると見られていた。清苑とは年も変わらずよく一緒になったが、第一妾妃に引き離され、清苑への劣等感を植え付けられる。清苑が捕縛されると、牢屋まで出向いてその無様さを嘲笑し、第一妾妃をして狼狽させた。後に処刑されたと見られる。 紫 清苑(し せいえん) 第二公子。戩華と鈴蘭の子。文武両道、血筋もあって、兄を差し置いて王にと望まれていた。兄弟の中で唯一、劉輝を可愛がる。『はじまり』の13年前、母方の祖父の謀反により13歳で流罪となる。 蒼 玄(そう げん) 彩雲国初代王。劉輝の先祖。遥かな昔、魑魅魍魎が跋扈していた頃、志を得て魑魅魍魎討伐の旅に出、彩八仙の助力を得て国の礎を築き、人の世に夜明けを拓いたという伝説がある。 蒼 周(そう しゅう) 彩雲国第二代国王。蒼玄の子で、劉輝の先祖。蒼玄の後を継いで王になった。彼の治世中一度も戦は起こらなかった。秀麗が尊敬する統率者で、蒼玄の後をついで国を平定した後、食料と財貨を貧しい人々に開放し、全ての武器を溶かして農具や釜に鋳直し、兵車は農業用に民に下げ渡し、全ての軍馬と牛を解き放って、兵士を兵役から解放して家に帰すことで、二度と戦をしないことを天下に示した。 紫 戩華(し せんか) 声:前田剛 故人。劉輝および清苑(静蘭)の父で、劉輝の前の王。名君と誉れ高い。自分以外の王位継承者を殺しつくした「妖公子」、「血の覇王」と呼ばれているが、これは彼の王位継承権が下から数えた方が早く、そうでもしなければ王位に就けなかったため。 結ばれることはなかったが、幼なじみだった旺 栗花落に想いを寄せていた。子は男6人で、それぞれ母が違う。正妃は置いていない。三十過ぎまで妃を置かなかったが、世継ぎを残すため、自分に愛されないことを承知ならという条件で後宮に妃を入れ、子が出来るまでの間だけ妾妃を寵愛した。しかし結局のところ妃たちは彼の覇気に魅入られ、本当に愛して貰おうと愛憎を生み、王位争いにまで発展した。瑠花の呪詛を清苑の代わりに受け、『はじまり』の1年前、弱り切ったところで旺季を唆し縊り殺された。死亡時には50過ぎだった。公には病死とされている。 鈴蘭(すずらん) 声:小野未喜 故人。戩華の第二妾妃で、清苑の母。鈴蘭の君とも。実家は元紫門四家の家柄で血筋は妃の中で一番高かった。烟るような睫毛など、清麗な美貌。戩華を愛し、彼のために劉輝の母を暗殺し、宮中の争いごとの種になる我が子清苑を自分もろとも流罪にするため暗躍した。体が弱く、私室の寝台から一歩も動かなかったにもかかわらずこうした計画を実行し、旺季すら最後まで証拠を掴めなかった。主のため我が子をも追い落とす冷静な判断力とその頭脳は、戩華をして「妃ではなく私の臣下にすればよかった」と言わしめる。清苑とともに流罪になった途上、刺客に首を刎ねられる。 第六妾妃(だいろくしょうひ) 故人。戩華の第六妾妃で、劉輝の母。元は貴陽一の妓女であった。鈴蘭が先王の寵妃だと思い込み、嫌がらせをして後宮を追い出した。息子を生んだことで若さと美貌が衰えたと認識しており、劉輝を折檻していた。自身の癇癪が劉輝を殺しかねないと自覚しており、劉輝を旺季に預けようとしていた。劇薬入りの化粧品で顔が爛れ醜くなったことから錯乱し、庭の池に飛び込み自殺と思われていたが……。発見したのは劉輝。
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王家
「王家」の例文・使い方・用例・文例
- 王家に生まれる
- 仮装舞踏会参加者の中には王家の人たちもいた。
- 彼は王家の肖像画家だった。
- 王家の家族は皇居に住んでいる。
- フォークは裕福な人々の食卓に入ってきたが、イギリスのエリザベス1世やフランスのルイ14世など、王家の人たちの多くは指で食事をしていた。
- その作家はギリシャの王家の血統を引いていた。
- 王家と血続きの家族.
- 皇室[王家] 《奉仕者を含む》.
- エリザベス 1 世はチューダー王家最後の君主だった.
- 王家.
- その若者は王家の出である.
- チューダー王家 《Henry 7 世から Elizabeth 1 世までのイギリス王朝 (1485‐1603)》.
- 勤王の志あり(勤王家)
- 勤王家として幕府に告発された
- 親王家
- 廃絶した王家
- かつての英国王家またはその支持者の、あるいは、かつての英国王家またはその支持者に関する
- サウジ王家
- フランス(1589年から1793年まで)、スペイン、ナポリ、およびシチリアで統治したヨーロッパの王家の家系
- 複数のヨーロッパ国家の統治者を出し、1440年から1806年にかけて神聖ローマ帝国の王冠を戴いたドイツの王家
王家と同じ種類の言葉
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