犯人逮捕
収載図書13のダイヤモンド
出版社早川書房
刊行年月1991.11
シリーズ名ハヤカワ ポケット ミステリ
犯人逮捕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 03:17 UTC 版)
「トニー谷長男誘拐事件」の記事における「犯人逮捕」の解説
結局、捜査員がトニーに扮して現金を持ち受け渡し場所に向かった。夜10時頃、身代金受け渡し場所に「トニー谷か」と声をかけてくる男が来た。捜査員は別の場所に移動した上で人質を預かっている証拠を提示するよう求めると、男はランドセル、教科書などを提示。真犯人と見た捜査員はさらに別の場所に連れ歩いて共犯がいないことを確認してから逮捕した。長男は長野県更級郡上山田町(現千曲市)の犯人の家に(犯人の)子供と一緒にいることが確認され、無事救出された。東京喜劇人協会の会長だった榎本健一はトニーの自宅に行ってトニーを激励し、トニーの家族とともに解放を喜んだ。 犯人は長野県の雑誌編集者で、地元で雑誌の発行を計画していたが、資金がなかったためにリンドバーグ愛児誘拐事件にヒントを得て身代金誘拐を企てた。犯行の動機について「トニー谷の、人を小バカにした芸風に腹が立った」と語り、事前にとある雑誌でトニーの長男の写真を見ていたため、顔を知っていたことで事件を実行に移していた。
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