えきじょうか‐げんしょう〔エキジヤウクワゲンシヤウ〕【液状化現象】
読み方:えきじょうかげんしょう
⇒液状化1
液状化現象
液状化現象
液状化現象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:15 UTC 版)
地震による液状化現象と見られる異常が、北海道内15市町の2,900か所以上で発生した(防災科学技術研究所の調査)。土砂崩れで埋もれて確認できない地点を含めれば、実数はさらに多いと推測されている。地盤が軟弱な堆積層や造成地で目立った。 2018年9月26日時点の共同通信による各自治体への取材に基づく記事は、5市町と報じられていた。苫東厚真火力発電所(厚真町)敷地内、苫小牧港コンテナターミナル(苫小牧市)のほか、札幌市、北広島市、江別市内である。 札幌市の液状化現象では、道路が隆起した。また清田区では地震発生当日、少なくとも2か所で道路が陥没し、うち里塚1条の現場では周辺複数家屋が陥没道路に向かって傾いた。 人工衛星だいち2号で得られた干渉SAR画像と米軍航空写真を解析した横田ら(2019)は、液状化による地盤変位が観測された箇所は「豊平川の旧河道」「旧谷地形」を埋め立てた履歴があったと報告している。また、青山(2019)も谷部分を埋めた造成箇所での液状化被害が顕著であったと報告している。
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