海水準変動
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海水準変動(かいすいじゅんへんどう)という言葉は、主に地質時代の世界的な海水準(陸地に対する海面の相対的な高さ)の変化に対して用いられる。海水準が上昇することは海進(かいしん)、下降することは海退(かいたい)と呼ばれる。
- ^ 藤則雄, 2002, 北陸海退 the Holeurileu Regression : 縄文後期〜古墳期初頭の海水面低下の提唱 , 金沢星稜大学論集, 第36巻, 第2号, p72.
- ^ a b UNESCO, 1963, CHANGES OF CLIMATE (PDF) Proceedings of the Rome Symposium orgunized by Unesco und the World Meteorological Orgunization, p238.
- ^ 藤則雄, 2004, 縄文時代における自然環境 (3)自然環境要因の相関性, 金沢星稜大学論集1, 第37巻第3号, p17.
- ^ IPCC TAR, figure 11.4(2002年3月20日時点のアーカイブ)
- 1 海水準変動とは
- 2 海水準変動の概要
- 3 日本で知られている海水準の上昇期
- 4 関連項目
海水準
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「完新世の気候最温暖期」の記事における「海水準」の解説
この時期は最終氷期終了以降、もっとも北半球の氷床が融けていたため、世界的な海水準が最も上昇していた。この海水準の上昇は日本では「縄文海進」と呼ばれ、海面が今より3~5メートル高かったと言われている。日本列島の海に面した平野部は深くまで海が入り込んでいたことがわかっている。また、気候は現在より湿潤で年平均で1~2℃気温が高かった。
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