沢田東江とは? わかりやすく解説

沢田東江

読み方さわだ とうこう

江戸中期書画家江戸生。字は景瑞、号は東郊、のち名を麟、字を文龍・東江改める。高頤斎師事する寛政8年(1796)歿、65才。

沢田東江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/30 00:02 UTC 版)

沢田 東江(さわだ とうこう、享保17年(1732年) - 寛政8年6月15日1796年7月19日))は、江戸時代書道家漢学者儒学者洒落本戯作者。


  1. ^ 東江自著『書則』に書かれた井上頼圀による手跡(無窮会図書館蔵書)
  2. ^ 中野(1999)は『先哲叢談後編』の東江が商家出身とする記述を根拠薄弱とみなし、様々な資料から士族出身としている。さらに東江が「書則碑」を建立した多田薬師が多田満仲の念持仏であり、玉島山東江寺(元は向島番場にあったが昭和初年に葛飾区東金町に移転)にある符合から多田源氏の流れを汲む家柄であると推定している。なお、山東京伝の滑稽本『指面草』(天明6年)に鍛冶屋の伜として登場している。
  3. ^ 東条琴台『先哲叢談後編』
  4. ^ 林鳳岡の門人とするのは明治期の誤植による誤り。
  5. ^ 今関天彭『書苑 第三巻・第二号』三省堂、1939年、37頁。 


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