松永尺五とは? わかりやすく解説

まつなが‐せきご【松永尺五】

読み方:まつながせきご

[1592〜1657]江戸初期儒学者京都の人。貞徳の子。名は昌三。字(あざな)は遐年(かねん)。藤原惺窩(ふじわらせいか)の高弟京都講習堂開き門下から木下順庵貝原益軒らを出した。著「彝倫(いりん)抄」「四書事文実録」など。


まつながせきご 【松永尺五】


松永尺五

読み方まつなが せきご

江戸時代儒者。号に尺五・講習堂時習堂等。貞徳の子。字に避年。名を昌三郎称す藤原惺窩程朱の教を受け、18才の時豊臣秀頼の前で大学講じ諸家の請を容れて、経書兵書講説した。木下順庵宇都宮遯庵等はその門人明暦3年(1657)歿、66才。

松永尺五

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/25 02:03 UTC 版)

松永 尺五(まつなが しゃくご(せきご)、文禄元年(1592年) - 明暦3年6月2日1657年7月12日))は江戸時代儒学者。京都出身。松永貞徳の子。名は昌三、字は遐年。 藤原惺窩の門人で、儒学程朱学派に属する。林羅山那波活所堀杏庵とともに窩門四天王の一人。

幕府や藩に対して仕官はせず、京都所司代板倉重宗の厚遇を受けて、京都に春秋館、講習堂、尺五堂といった私塾を設営し、多くの弟子を育成した。

主な著書

  • 一切経抜萃
  • 大海一滴
  • 彝倫抄 -『日本思想大系28 藤原惺窩・林羅山』玉懸博之校注(岩波書店)に収録
  • 五経集注首書
  • 四書事文実録
  • 古文後集首書
  • 尺五先生全集

主な弟子




松永尺五と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「松永尺五」の関連用語



3
講習堂 デジタル大辞泉
100% |||||




7
安東省庵 デジタル大辞泉
78% |||||

8
松永 デジタル大辞泉
78% |||||


10
藤原惺窩 デジタル大辞泉
72% |||||

松永尺五のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



松永尺五のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2025 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2025 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの松永尺五 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS