東証一部上場(とうしょういちぶじょうじょう)
東証は東京証券取引所の略称である。証券取引所に株式を公開することを上場と言う。東京証券取引所には東証1部と東証2部、ベンチャー向けのマザーズがある。このうち、東証1部は大企業が上場することで知られる。
東証に新規上場したい企業は、まず東証2部に上場を申請する。このさいには純資産の額、利益の額、株主の数、上場株式数、設立年数などについて、上場基準を満たしていることが必要である。そして証券取引所の審査を受ける。これで「上場が適当」と認められると、東証2部に上場ができる。
企業が東証2部に上場したあと、さらに1部の基準をみたせば、東証1部へ指定替えされる。つまり、そこではじめて東証1部に上場できる。
ただし、特に大きい企業などでは、はじめから東証1部に上場することもできる。そのほか、大阪や名古屋など他の証券取引所から移ってきて東証1部に上場する場合もある。
東証1部に上場すると、企業は知名度があがる。新聞の株価欄で株価が掲載されるようになるなど、全国的に知られるようになるわけである。
(2000.10.31更新)
東証一部上場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 01:17 UTC 版)
株式は1961年10月、東京証券取引所の第二部市場発足時に上場された。 1968年8月に第一部市場に指定替えとなり、1970年10月には貸借銘柄に指定された。
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