東北地理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 15:12 UTC 版)
東北地理学会の機関誌。現在の機関誌である「季刊地理学」の前身。 1948年12月に第1巻第1号が刊行される。刊行当初は、戦後の困難な出版事情や一般情勢が影響し、定期的に刊行されることが少なかった。1962年の第12巻以後は年4回と定期的に刊行されるようになる。 学会自身が全国規模になるにつれて論文テーマにも変化が生じた。発刊当初は北海道及び東北地方に関連する研究論文が多かったけれども、他地域のものや国際的な視野に立つものなど、総論的な内容なものが次第に増加していった。さらには年2回行われる同学会の春季大会、秋季大会で発表される論文等も掲載されるようになった。 平均のページ数は56ページ。論文は5ページ前後のものと約1ページの短報とに大別され、いずれも英文での要旨説明が加えられている。
※この「東北地理」の解説は、「東北地理学会」の解説の一部です。
「東北地理」を含む「東北地理学会」の記事については、「東北地理学会」の概要を参照ください。
- 東北地理のページへのリンク