朝倉勇とは? わかりやすく解説

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朝倉勇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 00:13 UTC 版)

朝倉 勇(あさくら いさむ、1931年2月6日 [1][2] -2023年6月17日 )は、日本のコピーライター詩人童話作家東京都出身。

人物・略歴

静岡県立静岡中学校に入学[3][注釈 1]1960年1月、米国海軍戸塚無線送信所技術者から、ライトパブリシテイに転職、コピーライターに[4]1975年、マグナ代表取締役副社長。1991年よりフリー。その間、ヤマハサッポロビールキヤノンヤマト運輸など、数々の広告を手がける[4]2011年用の小学5年国語教科書に『コピーライター』が教材として始めて本格的に取り上げられ、作品として1971年毎日新聞創刊100年記念の公共福祉広告「さようなら、人類。」が掲載になった[4]。若い頃から、コピーライター、また詩人として知られていたが、74歳で初めて童話を書き、2006年、『ポールと小鳥』を上梓(本人の希望で装幀は安野光雅)[5]日本ペンクラブ会員、日本現代詩人会会員、ドリームデザイン顧問。NPO PLANT A TREE PLANT LOVE理事、一般財団法人知恵の継承研究所理事[4]

著作

  • 『朝』 2021.5
  • 『タピーロとタピーラ : タピラス村のなかまたち』 朝倉勇, すとうあさえ 文 ; 藤枝リュウジあすなろ書房 2010.4
  • 『散骨の場所』 書肆山田 2008.2
  • 『ポールと小鳥』 童話屋 2006.2
  • 『女のひとと鳥 : 詩画集』 脇田和 画 ; 朝倉勇 詩 脇田美術館 2005.9
  • 『みてみたいみたい』 あさくらいさむ新風舎 2004.7
  • 『みてみたいみたい : 詩集』 思潮社 2003.5
  • 『田園スケッチ : 頭のよくないクマのプーさんと友だちになることの幸せ : 詩集』 メディアファクトリー 1998.11
  • 『鳥の歌 : 詩集』 思潮社 1994.8
  • 『神田川を地下鉄丸の内線電車が渡るとき : 詩集』 歴程社 1980.
  • 『鬼の虫 : 詩集』 天山文庫 1975.1
  • 『十月の幕 : 詩集』 1971.1
  • 『掟 : 詩集』 ユリイカ 1960.1

編著

  • 『黒田三郎詩集』 黒田三郎 著 ; 朝倉勇 編 芸林書房 2002.4

受賞歴

脚注

注釈

  1. ^ 静中静高第67回の卒業生。『読売年鑑2004』320頁では最終学歴を「旧制静岡中」としているが、67回として同窓会名簿に記されている会員は、新制高校第3回卒業生に当たり、1951年(昭和26年)3月、学校名静岡県立静岡城内高等学校で卒業が基本。同期に大石繁丹治昭義望月喜市山川静夫ら。

関連項目

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