最大荷重
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 09:17 UTC 版)
一般に、玉軸受の最大荷重は、軸受の外径と軸受の幅をかけた値に比例する(幅は軸方向の厚みである)。 SKFの単列深溝玉軸受(推奨通りの潤滑を施しているものとする)の公称最大静止ラジアル荷重は約12N/mm2である。ここで「ラジアル」は、軸とは直角方向の荷重を意味し、mm2(平方ミリメートル)は軸受の外径と幅をかけたものを意味する。 SKFの円筒ころ軸受は16N/mm2から24N/mm2の荷重を扱え、球面ころ軸受や円錐軸受では約25N/mm2である。 JIS B 1519に定義される静定格荷重は,転動体直径の約0.0001倍の大きさの永久変形(すなわち塑性変形)が発生する荷重を示している.Koyoでは,自動調心玉軸受は4600MPa,その他の玉軸受(単列深溝玉軸受・アンギュラ玉軸受等)は4200MPa,ころ軸受は4000MPaとされている.
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