映画・演劇
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映画化作品としてはゲオルク・ヴィルヘルム・パプスト監督の『ドン・キホーテ(フランス語版)』(Don Quichotte 1933年 フランス)が有名。主演はロシア出身のバス歌手フョードル・シャリアピン。ジャック・イベールが劇中歌を含む音楽を作曲している。 演劇作品としては、アメリカの作家デイル・ワッサーマンが脚色した1965年初演のミュージカル、『ラ・マンチャの男』が有名である。この作品は、『ドン・キホーテ』をストレートにドラマ化するのではなく、作者のセルバンテスが教会侮辱の罪で捕らえられた後の牢獄が舞台となっている。この牢獄で、牢名主に『ドン・キホーテ』の原稿を取り上げられそうになったことから、セルバンテス自身がドン・キホーテを演じて理解を求める、という重層的な構造とされている。日本でもミュージカルの舞台として上演されており、松本幸四郎 (9代目) の当たり役として評価が高い。1972年には映画化されている。 オーソン・ウェルズが映画化を試みたが、完成しなかった。ドン・キホーテ (未完成映画)を参照。 テリー・ギリアムが『ドンキホーテを殺した男』(The Man Who Killed Don Quixote)と題して、独自の脚色を加えた映画化を試みたが、撮影6日目にして中止を余儀なくされた。この経緯は『ロスト・イン・ラ・マンチャ』と題したドキュメンタリー映画として公開された。その後もギリアムは幾度にもわたってこの企画に挑戦し、2019年についに完成した作品は日本では2020年に『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』の題で公開されている。 マヌエル・グティエレス・アラゴン監督、カミロ・ホセ・セラ脚色、フェルナンド・レイ主演で、本国スペインにてテレビドラマ化された。日本では『BS海外傑作ドラマ特選 ドン・キホーテ』として、1992年7月28日、29日、30日の三夜連続で、NHK-BS2で放送された。声の出演は日下武史、山谷初男。
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縛られたプロメテウス - アイスキュロスの悲劇。 鎖を解かれたプロメテウス - パーシー・シェリーの劇詩。 プロメテウス (映画) - 2012年公開の映画。および同作に登場する架空の宇宙船。
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