命名権
施設命名権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 06:19 UTC 版)
新潟県は2009年度(平成21年度)から展望室の維持管理費を削減する代替策として、展望室に施設命名権を導入し、その権限を指定管理者に委ねる形で管理者側の減収分を補充する方針を示した。これを受けてホテル朱鷺メッセは同年9月に売却先の公募を実施し、その結果県内を中心に数社から応募があった。選考の結果10月9日、主力製品の「ばかうけ」を冠した名称案を示した栗山米菓が売却先に決定した。ホテル朱鷺メッセは選定理由を「ばかうけは既に知名度があり、親しみやすい」としている。契約条件は年間120万円、期間は2009年12月1日から2012年3月31日までの3箇年契約で、呼称は「Befcoばかうけ展望室」に決定した。 その後、前述の3箇年契約が満了した2012年春以降についても両社は施設命名権契約を更新し、引き続きこの呼称を使用しているが、契約更新に関する詳細は公表されていない。 なお朱鷺メッセに内包される県有施設に関する規定は、県の「新潟コンベンションセンター等条例」に定められているが、展望室の名称は単に「展望室」とされている。但し広報上ではどの施設に所在するかを明示するため、便宜上「展望室(朱鷺メッセ)」と表記する場合がある。
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