支隊
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ナビゲーションに移動 検索に移動支隊(したい)もしくは分遣隊(ぶんけんたい)、派遣隊(はけんたい)とは、軍隊において特別の作戦任務に基づいて、一時的に本来の指揮系統から独立して行動する部隊のことをいう。陸軍の場合、小部隊でも独立した戦闘力を与えるために、戦闘団と同様な諸兵科連合部隊として編成することが通常である。規模は大隊級から旅団級まで任務によって様々である。
大日本帝国陸軍の場合、支隊長の名前にちなんで「秋山支隊」のように命名するか、配置された地名にちなんで「ビコール支隊」のように命名することが一般的であるが、基幹部隊の編成地が仙台であることから仙台城の雅称「青葉城」から取った「青葉支隊」のような、愛称的な命名である場合もある。
また、アメリカ陸軍などでは、恒常的な編制の場合でも、大隊以下の規模の小部隊や特殊な性質を持つ独立性の高い部隊に対して支隊(Detachment)の名称を用いることがある。「民間検閲支隊」や「第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊」などの例がある。
関連項目
支隊
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スペツナズの作戦単位は支隊である。旅団は、3個支隊の内、1個支隊を戦闘に投入し、残り2個支隊を休養と訓練に当て、半年程度の期間でローテーションするのが通例である。 以下は、第一次チェチェン紛争時のスペツナズ支隊の編制の一例。 支隊本部 第1中隊:BMP-2装備。第1中隊から第3中隊までは3個グループ(小隊)から成る。 第2中隊:BTR-70装備。 第3中隊:BTR-70装備。 武器グループAGS-17分隊×2:各分隊は3個班から成る。 対戦車ミサイル分隊:3個班から成る。 通信中隊 物資保障中隊:チェチェン紛争時に小隊から中隊に増強。 工兵小隊:チェチェン紛争時に導入。 地雷敷設グループ 自動車小隊 修理分隊 救護所:チェチェン紛争時に導入。救護車×10両。
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