指揮用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/12 04:29 UTC 版)
重く大きい楽譜を載せることができる、大きく重量がある譜面台は、オーケストラやコンサート・バンド、合唱団、ビッグバンドの指揮者によって使われる。通常、これらの譜面台は容易に運べるようには設計されておらず、一般的にはリハーサルホールやコンサートホールに設置されることを目的とする。指揮者は全楽器のパートを含む総譜を読むため、指揮者用の譜面台は演奏者用のものよりもはるかに平らな角度に調整できなければならない。交響曲によっては、楽譜が厚く、重いこともあるため、指揮用譜面台は重く広い土台を備え、楽譜を置くところを頑丈に作ることによって安定させている。プロの楽器奏者用譜面台と同じく、小さい棚を備えている指揮用譜面台があり、指揮者が指揮棒やハンカチ、老眼鏡、リハーサル用の小型メトロノームなどを入れておくことができる。
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