戦型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:59 UTC 版)
ペコの卓球スタイルは漫画において「右ペンホルダー、表ソフト速攻型」、テレビアニメでは「右ペンホルダー、前陣速攻型」と称されている。使用器具は現代において使用人口の少ない日本式ペンホルダーで、表面が粒状で球離れがよく球速に優れる表ソフトラバーを使用している。 いずれも小回りと攻撃に向く道具であり、自身もスピードを活かして卓球台から離れず攻撃に比重を置くスタイルを取る。その実力はジュニア時代から図抜けており、攻守、技術すべての分野で高く賞賛される。しかし実力者や目の利く指導者からは「プレーが雑だ」と称され、スピードに優れる反面で隙が多く、バックハンドが致命的な弱点であると見抜かれる。このバックハンドの弱点を克服するため、日本式ペンホルダーの裏へラバーを貼って繰り出す裏面打法を会得した。当初は短期間での会得は無謀だと思われていたが、やがて誰もが目をみはるほどの成長速度、センスを見出され、才能だけならば全国優勝を経験したドラゴンを超えると称された。 テレビアニメ版では戦型の変遷が若干変更されており、裏面打法の会得と同時期に、フォアハンド面の表ソフトラバーを、ドライブショットに優れる裏ソフトラバーへ変更し、戦型自体をドライブ主体へ変更した。しかしインターハイ準決勝のドラゴン戦を前にして、ペコの最大の長所であるスピードを活かすため表ソフトラバーへ戻し、ラケットを反転式ペンホルダーへ変更した。これによって試合中に表ソフトラバー、裏ソフトラバーの面を自在に切り替え、前陣速攻にもドライブにも囚われない派手なスタイルを確立した。実写映画ではラケットはButterflyの「サイプレス-R」ラバーは同ブランドの「チャレンジャー·アタック」「カタパルト」が使用されている。
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戦型
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スマイルの戦型は漫画において「右シェークハンド、両面裏ソフトカット主戦型」と称されている。使用器具は現代卓球において主流のシェークハンドラケットを使用し、ラケット両面にはそれぞれ異なる種類の裏ソフトラバーが貼られている。戦型は卓球台からやや離れて相手の攻撃を下回転中心のカットで返すカット主戦型を主としている。 1年生次のインターハイでチャイナと対戦する直前、小泉によってラバーの片方を防御に優れる粒高ラバーへ変更している。防御を中心に攻撃の機会を窺うスタイルを確立しているものの、攻守共に優れた実力を持っており、攻撃に優れない器具を用いても速攻戦型で対応できるほどである。
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