悪徳不動産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:14 UTC 版)
「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「悪徳不動産」の解説
『極2』の「新・クランクリエイター」のイベントに登場する、武藤不動産やカラーズ、地上げ三銃士が中心となり結成された組織。武藤と蝶野が組織を動かしているが、その裏では鶴川が操っている。「神室町ヒルズ計画」を請け負う真島建設の利権を狙って神室町へ侵攻を仕掛けるが、桐生の協力を得た真島建設の抵抗によりメンバーが悉く返り討ちに遭い、抗争の最中に武藤不動産とカラーズが鶴川と裏で手を組んでいた殺月の手で乗っ取られた事で組織は瓦解し、最終的には鶴川の敗北と殺月の撤退によって実質的に壊滅した。その後、悪徳不動産の全員が真島建設の社員となり、闘技場にも参戦する。 武藤 敬司(むとう けいじ) 悪名高いと評判の不動産企業「武藤不動産」の社長。弱肉強食という言葉が大好きで、自分の手を汚さずに同業者を潰す戦法を得意とする。戦闘ではパワータイプの渋澤に似た格闘スタイルで戦い、必殺技として「シャイニング・ウィザード」を使用してくる。桐生が来る前から真島建設の妨害を行なっており、桐生の登場により改めて真島建設に宣戦布告をする。地上げ三銃士敗北後は蝶野と共に出陣して真島建設に挑むも敗れる。敗北後は自身の信条に従い負けを認め真島建設と和解するが、それを良しとしなかった蝶野に裏切られた挙句、鶴川に会社を乗っ取られてしまう。しかし、真島が自身を庇ってくれた事で彼に感謝し、自身を裏切った蝶野を見返すために真島建設の一員となる。 蝶野 正洋(ちょうの まさひろ) 神室町最大のギャングチームと呼ばれる「カラーズ」の総帥。カリスマ性と知略に富んでおり、カラーズの世界進出を目論んでいる。戦闘ではベースタイプの渋澤に似た格闘スタイルで戦い、必殺技として「ケンカキック」を使用してくる。武藤と手を組んでヒルズ計画を奪う計画を行っていたが、武藤敗北後は彼を裏切り、自身の野望を実現するために真島建設と再び激突するも敗れた。敗北後も負けを認めず、奥の手として鶴川に派遣してもらったギャング組織(殺月が率いる組織)を応援に呼ぼうとしたが、鶴川とそのバックについていた殺月の策略により、逆にカラーズを奪われてしまった。この事態に「総帥である自分が組織を乗っ取られたことを認めるわけにはいかない」と憤り、武藤の勧めもあって、カラーズを潰すために真島建設に加入する。 長州 力(ちょうしゅう りき) 有限会社「長州企画」の代表取締役で、伝説の地上げ屋と呼ばれる「地上げ三銃士」の一人。「革命戦士」の異名を持つ。戦闘ではハングマンに似た格闘スタイルで戦い、必殺技として「リキラリアット」を使用してくる。天龍が敗れた後は自ら出陣し、桐生と真島に勝負を挑むも敗れる。その後は現れた蝶野から地上げ三銃士を効率良く潰すために利用していたことを聞かされ、蝶野と武藤に一泡吹かせるために真島建設に入社する。 天龍 源一郎(てんりゅう げんいちろう) 有限会社「天龍興業」の代表取締役で、地上げ三銃士の一人。「生ける伝説」の異名を持ち、自らの強さを証明するために「伝説」と呼ばれる者を倒し続けたことから自身が伝説と呼ばれるようになった。戦闘では腕力と体格を活かした攻撃を使い、必殺技として「グーパンチ」を使用してくる。伝説の龍と呼ばれる桐生を倒す事を目標にし、真島建設に挑むも敗れる。その後は「地上げ屋は引退するが、桐生を倒す事は諦めない」といった理由で真島建設に入社する。 藤波 辰爾(ふじなみ たつみ) 有限会社「フジナミ」の代表取締役で、地上げ三銃士の一人。「ドラゴン藤波」の異名を持ち、金になることなら何でも行う性格をしている。戦闘ではルチャで戦い必殺技として「ドラゴン・スープレックス」を使用してくる。真島建設が行っているヒルズ計画から金の臭いを感じ取り、悪徳不動産の最初の刺客として出陣し、同じく龍に関する異名を持つ桐生に勝負を挑むも敗れる。その後は「ヒルズ計画が横取りされたら金が手に入らないから困る」という理由で真島建設に入社する。
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