けいじょうきおく‐ごうきん〔ケイジヤウキオクガフキン〕【形状記憶合金】
形状記憶合金
材料を変形させたあと、ある温度以上に加熱すると、元の変形する前の形状に復帰する現象を形状記憶効果という。これを再び低温にすると、また変形した状態になる材料もある。このような形状記憶効果を示す合金をいう。実用化されているものには、チタンニッケル合金(ニチノール)と銅亜鉛アルミニウム合金がある。とくに、チタンニッケル合金は強度、靭性、耐食性、耐摩耗性にも優れているため実用材として利用されている。
けいじょうきおくごうきん 形状記憶合金 shape-memory alloy
形状記憶合金
形状記憶合金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 16:05 UTC 版)
形状記憶合金(けいじょうきおくごうきん、英語: shape memory alloy、略称:SMA)は、ある温度(変態点)以下で変形しても、その温度以上に加熱すると、元の形状に回復する性質を持った合金で、この性質を形状記憶効果(SME)という。
- ^ a b c “形状記憶合金とは”. 古河テクノマテリアル. 2022年12月30日閲覧。
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- ^ ばねの話と技術(パイオラックスのコラム)
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- ^ “宇宙でも使える形状記憶合金 東北大グループが開発”. 朝日新聞. 2011年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月29日閲覧。
- 1 形状記憶合金とは
- 2 形状記憶合金の概要
- 3 応用例
- 4 技術開発
- 5 材料
- 6 外部リンク
形状記憶合金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 03:00 UTC 版)
熱で変形する形状記憶合金でピンを可動させる。無電力でピンの位置を保持できるのが特色。
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