奇譚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 11:03 UTC 版)
『日本書紀』の即位60年以降には、いくつかの奇譚が記されている 即位60年、白鳥陵(日本武尊陵)の陵守の雑役免除を解こうとしたところ、陵守たちは白鹿になって逃げてしまったらしい。 即位62年、遠江国司から大井川に大木が流れてきたとの報告があった。倭直吾子籠を派遣して船とし、難波の都まで送った。 即位62年、額田大中彦皇子が闘鶏(都祁村)に狩猟に出かけた折、闘鶏大山主が用いる氷室を発見した。以来、氷の貯蔵は毎年の宮中行事となった。 即位65年、飛騨国に両面宿儺という怪物がいた。一つの胴体に二つの顔があり、四つの手で二張りの弓矢を用いた。皇命に従わないため和珥臣の祖、難波根子武振熊が誅した。
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