奇抜なアイデア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 00:50 UTC 版)
彼は在任中奇抜で独創的なアイデアで大分市を復興させ「アイデア市長」の名で親しまれた。その主なものは以下の通りである。 日豊本線西大分駅付近から大分港へと至る大分港臨港線を設置した。 大分市大道と南大分を結ぶ国道210号大道トンネルを建設した。 大分鉄道管理局(現九州旅客鉄道大分支社)を誘致した。 大分市と鶴崎市、大分町、大南町、坂ノ市町、大在村との合併を行った。 高崎山で作物を荒らしていたニホンザルに餌付けを行い、高崎山自然動物園として観光資源にした。 また、市長退任後は、株式会社大分生態水族館を設立してその社長となり、大分生態水族館マリーンパレス(現在の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」)を建設。世界初の潮流式回遊水槽を設置し、餌付けショーを行う。これも見事に成功、開館から7年間にわたり、日本国内で最も入場者数の多い水族館となる。 これらのアイデアは、今日の大分市の発展基盤を築いたものと言っても過言ではない。
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