多段マヌーバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 04:04 UTC 版)
質量比が全ての燃焼に適用されるため、多段マヌーバが連続して行われると、質量比はその積になる。従って、排出速度が一定であれば、デルタブイは積算されることを意味する。 M1とM2がマヌーバの質量比、V1とV2が1回目と2回目のマヌーバのデルタブイであるとすると、 M 1 M 2 {\displaystyle M1M2} = e V 1 / V e e V 2 / V e {\displaystyle =e^{V1/V_{e}}e^{V2/V_{e}}} = e ( V 1 + V 2 ) / V e {\displaystyle =e^{(V1+V2)/V_{e}}} = e V / V e = M {\displaystyle =e^{V/V_{e}}=M} ここで、V = V1 + V2かつM = M1 M2である。 これは、2回のマヌーバの合計に適用したロケット方程式である。
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