士の呼称の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 15:10 UTC 版)
階級の変遷(陸上及び航空)警察予備隊(昭和25年8月24日〜)保安隊(昭和27年10月15日〜)陸上・航空自衛隊(昭和29年7月1日〜)陸上・航空自衛隊(平成22年10月1日〜)警査長 保査長 陸(空)士長 陸(空)士長 一等警査 一等保査 一等陸(空)士 一等陸(空)士 二等警査 二等保査 二等陸(空)士 二等陸(空)士 三等陸(空)士 (廃止) 階級の変遷(海上)海上警備隊(昭和27年4月26日〜)警備隊(昭和27年8月1日〜)海上自衛隊(昭和29年7月1日〜)海上自衛隊(平成22年10月1日〜)海上警備員長 警査長 海士長 海士長 一等海上警備員 一等警査 一等海士 一等海士 二等海上警備員 二等警査 二等海士 二等海士 三等海上警備員(※) 三等警査(※) 三等海士 (廃止) (※)兵卒にも船舶の運用を担わせていたなどの理由から基本教育に長期間を要したため、非任期制の階級として設けられていた。海上自衛隊生徒の三等海士の前身にあたるものではなく、関連性もない。 警察予備隊では警査で、警査長・一等警査・二等警査、呼ぶ際には「いっさ・にさ」等と言っていた。保安隊では保査で、保査長・一等保査・二等保査、呼ぶ際には「いっぽ、にほ」等と言っていた。また、海上警備隊では海上警備員で、海上警備員長・一等海上警備員・二等海上警備員・三等海上警備員と言っていた。警備隊では警査で、警査長・一等警査・二等警査・三等警査と言っていた。なお、これらの組織にあっては士とは「警察士・保安士・海上警備士・警備士」の略称であり尉官に相当した。
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