基本的方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 21:19 UTC 版)
「ハイブリダイゼーション」の記事における「基本的方法」の解説
ハイブリダイゼーション実験では、まず核酸の水素結合を切り分子を引き離す(変性)。これには加熱する方法と変性剤を用いる方法があるが、一般には加熱が用いられる。次に少しずつ温度を下げること(徐冷処理)で分子を再結合させる(アニーリング=冶金でいうところの焼きなまし)。核酸分子の解離・結合は配列に応じた特定の温度で起こる(固体の融解と同じように)ので、この温度は融解温度と呼ばれる。この再結合の進み方を測定したり、あるいは特定の配列に着目してそれを検出したりする。
※この「基本的方法」の解説は、「ハイブリダイゼーション」の解説の一部です。
「基本的方法」を含む「ハイブリダイゼーション」の記事については、「ハイブリダイゼーション」の概要を参照ください。
- 基本的方法のページへのリンク