基本姿勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 01:49 UTC 版)
不動の姿勢とは「気をつけ」(Attention)の号令によりかけられ、直立不動の姿勢になって胸をはり、視線を真正面に固定し、両手は握りこぶしで体側に付ける。両足の踵をつけてつま先は60度の角度で開く。この不動の姿勢から全ての基本教練の動作が行われる。不動の姿勢を解くためには「休め」(At Ease)の号令をかける。休めの姿勢は左足を肩幅に開き、両手をまず背中で軽く握り、一拍置いて腰辺りに下ろす。しかしこの休めの姿勢は一様ではなく、例えば米軍では段階的に四つの種類がある。 左足を肩幅に開いて手を腰ベルトないし弾帯の背後に組む行進休め (Parade Rest) 行進休めの姿勢よりも楽な位置に手を下ろす休め (At Ease) 話者に対して視線を向けることが許される休め (Stand At Ease) 右足以外自由に動くことが許される休め (Rest) また同様に英軍でも四つに区別されており、気をつけ (Attention)、休め (At Ease)、休め (Easy)、楽に (Relax)という号令がある。
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