基本史料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 02:32 UTC 版)
ヘルメネギルドの反乱についての基本史料としてはトゥールのグレゴリウス『歴史十巻』・ビクラルのヨハネス『年代記』・イシドールス『ゴート人の歴史』が知られるが、それぞれの記述の間には齟齬があり、ヨハネスとイシドールスはヘルメネギルドの改宗について記しておらず、特にイシドールスは著書の中で、「父親を裏切った長男」だという否定面だけを強調している。しかしながら、ローマ教皇グレゴリウス1世が『対話録』の中でヘルメネギルドの改宗に触れているため、改宗は史実と見て間違いないとされている。
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