四分律とは? わかりやすく解説

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しぶんりつ【四分律】

読み方:しぶんりつ

戒律聖典60巻。後秦仏陀耶舎(ぶっだやしゃ)訳。僧の日常生活規則である律を整備増補したもので、法蔵部伝持内容が4分されている。曇無徳(どんむとく)律。


四分律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/06 02:33 UTC 版)

四分律(しぶんりつ[1]: Dharmaguptaka-vinaya[2])は、法蔵部に伝わる十誦律五分律摩訶僧祇律と共に「四大広律」という[3]。四分律は、これら中国および日本に伝来した諸律の中では、最も影響力を持った[4]。中国・日本で律宗の名で総称される律研究の宗派は、ほとんどがこの四分律に依拠する[1]




「四分律」の続きの解説一覧

四分律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 07:55 UTC 版)

「僧」の記事における「四分律」の解説

詳細は「四分律」を参照 上座部仏教において、歴史的に広く用いられてきた律である。比丘二百五十戒を遵守する正式な戒師居ない等の理由自国での授戒難し場合国外から戒師招来する必要がある戒律条項以下の通りである。 波羅夷法[四ヶ条](これを犯した場合全ての資格財産剥奪された上、僧伽あらゆる仏教教団から追放され2年一切宗教活動禁止された上、二度と僧侶となることは出来ないもの;「波羅夷罪」ともいう)婬戒 : いかなる性行為行なってならない。 盗戒 : 盗心をもって与えられていないものを取ってならない殺人戒 : 殺人犯してならない。 大妄語戒 : 未だその境地得ていないのに悟り得たなどと嘘をついてはならない。ただし自信過剰による思い上がり場合は除く。また、仏教教団としての僧伽調和著しく乱すようなことや、そのあり方変えてならない僧残法 [十三ヶ条] 不定法 [二ヶ条] 尼薩耆波逸提法 [三十ヶ条] 波逸提法 [九十ヶ条] 波羅提提舎尼法 [四ヶ条] 衆学法 [百ヶ条] 滅諍法 [七ヶ条]

※この「四分律」の解説は、「僧」の解説の一部です。
「四分律」を含む「僧」の記事については、「僧」の概要を参照ください。

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