器官形成
形態形成
器官形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:12 UTC 版)
原腸形成期を過ぎても、胚は子宮あるいは卵の外で生きていくために必要な構造を形成しながら、成熟した多細胞生物へと発生を続ける。器官形成はその名が示すとおり、器官が形成される胚発生の段階を指す。器官形成期には、分子と細胞の相互作用により、異なる胚葉から特定の細胞集団が、器官特異的な細胞型に分化するよう促される。たとえば、神経発生では、外胚葉からの細胞の亜集団が他の細胞から分離し、さらに特化して脳、脊髄、末梢神経になる。
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