吉田金彦とは? わかりやすく解説

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吉田金彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/17 07:16 UTC 版)

吉田 金彦(よしだ かねひこ、1923年3月23日[1] - 2022年9月19日[2])は、日本国語学者姫路獨協大学名誉教授。

人物

香川県満濃町(現まんのう町)生まれ。京都帝国大学文学部国語国文学科卒業。京都大学大学院博士課程(旧制)修了。静岡女子短期大学助教授、愛媛大学助教授、京都府立大学短期大学部教授、大阪外国語大学教授。1987年定年退官、姫路獨協大学教授、退職、名誉教授。日本語語源研究会主宰。日本語語源研究所を私設。2000年勲三等瑞宝章受章。

2022年9月19日に死去、99歳没[2]

著書

単著

  • 『ことばのカルテ ふだん語百話』三省堂新書 1967
  • 『現代語助動詞の史的研究』明治書院 1971
  • 『上代語助動詞の史的研究』明治書院 1973
  • 『日本語語源学の方法』大修館書店 1976
  • 『国語意味史序説』明治書院 1977
  • 『古代日本語をさぐる』1979 角川選書
  • 『古代日本語をあるく』弘文堂 1983
  • 『古代地名を歩く 京都滋賀』京都新聞社 1987
  • 『ことばのカルテ ふだん語小辞典』創拓社 1990
  • 『古代地名を歩く 京都滋賀. 2』京都新聞社 1991
  • 『万葉語源 文学と語学をつなぐ』創拓社 1991
  • 『沼の司祭者額田王毎日新聞社 1993
  • 『地名語源からの万葉集』東京堂出版 1997
  • 『埋もれた万葉の地名』東京堂出版 1998
  • 『秋田城木簡に秘めた万葉集 大伴家持と笠女郎』おうふう 2000
  • 『京都の地名を歩く』京都新聞出版センター 2003
  • 『日本語ことばのルーツ探し 意外な由来、面白い語源』2003 祥伝社黄金文庫
  • 『草枕と旅の源流を求めて 万葉の多胡・田子浦の歌』勉誠出版 2004 智慧の海叢書
  • 『誤解された万葉語』勉誠出版 2008
  • 吉田金彦著作選』全8巻 明治書院 2008-10 
1-2 万葉語の研究
3 (悲しき歌木簡)
4 (額田王紀行)
5-6 (上代語の助動詞) 2010 
7 (現代語の助動詞)
8 (動詞・形容詞)

共編著

  • 『衣食住語源辞典』 編 東京堂出版 1996
  • 『ことばから人間を』編 昭和堂 1998
  • 『語源辞典 形容詞編』東京堂出版 2000
  • 『語源辞典 植物編』編著 東京堂出版 2001
  • 『語源辞典 動物編』編著 東京堂出版 2001
  • 『日本地名学を学ぶ人のために』糸井通浩共編 世界思想社 2004
  • 『日本語の語源を学ぶ人のために』世界思想社 2006

出典

脚注

  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ a b 訃報”. 日本語語源研究会 (2022年9月30日). 2023年7月17日閲覧。



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